不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/11/11

今期は最終利益大幅増も、通期予想を下方修正/東急不動産09年3月期第2四半期決算

 東急不動産(株)は、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は2,975億4,600万円(対前年同期比10.9%増)、営業利益は215億2,100万円(同▲16.2%)、経常利益は180億9,200万円(同▲20.4%)、当期純利益は88億2,600万円(同39.6%増)となった。

 分譲事業は、マンション、分譲ビルの売上増加により、売上高970億円(同51.2%増)、営業利益126億円(同132.0%増)。当期はたな卸資産の評価額を22億円計上したが、マンション計上戸数が増加するとともに粗利益率も改善したため、増収増益を達成した。

 賃貸事業では、前期に開業したビルの通期寄与や既存ビルの賃料改定の進捗などにより売上高は518億円(同3.0%増)と増収を達成。資産売却による配当の減少や開発計画中の案件増加による費用増などから営業利益は143億円(同▲22.0%)と減益となった。

 通期については、市況の悪化などを織り込み、5月9日に発表した業績予想を修正、連結売上高6,200億円(前回発表比▲134億円)、営業利益410億円(同▲411億円)、経常利益335億円(▲419億円)、当期純利益110億円(▲177億円)とした。

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