不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/11/11

マンション部門が好調も、引渡し時期のずれにより減益/すてきナイスグループ09年3月期第2四半期決算

 すてきナイスグループ(株)は7日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,232億7,700万円、営業利益は▲1億500万円、経常利益は▲7億500万円、当期純利益は▲12億4,700万円となった。

 住宅資材事業の売上高は920億6,900万円(同▲6.8%)、営業利益は売上総利益率の向上などにより3億5,100万円(同0.5%増)を達成した。

 不動産事業は、マンション部門の売上戸数は前年同期の337戸から455戸に増加。売上高も157億2,700万円と前年同期比38.1%の増加となった。
 また一戸建て部門では売上戸数が前年同期の86戸から79戸に減少し、売上高は31億3,500万円(同▲3.4%)。
 同事業全体の売上高は、264億8,400万円(同9.9%増)、営業利益5億9,400万(同▲68.7%)となった。大幅な減益は、前期に共同事業者への用地の持分譲渡による利益が含まれていたことによるもの。

 建築工事事業では売上高は19億2,400万円(同▲18.9%)、営業利益1億500万円(同▲53.1%)となった。
 
 通期では、連結売上高2,600億円(前期比1.0%増)、営業利益20億円(同▲34.3%)、経常利益8億円(同▲61.2%)、当期純利益2億円(同▲77.4%)を見込んでいる。

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