不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/11/11

特損計上で純損失計上/スターツ09年3月期第2四半期決算

 スターツコーポレーション(株)は10日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(2008年4月1日~9月30日)の連結売上高は529億5,800万円(前年同期比19.4%増)、営業利益27億2,300万円(同▲1.5%)、経常利益23億5,600万円(同1.8%増)、四半期純利益▲8億7,600万円(前年同期は7億7,700万円の利益)。

 不動産管理物件数は、9月末現在住宅27万4,669戸、駐車場10万7,399台、ビル・施設管理物件891件と着実に増加。また、不動産営業店舗「ピタットハウス」は全国381店舗のネットワークとなった。さらに、公益複合施設「篠崎ツインプレイス」(東京都江戸川区)の完成が売上高、経常利益の増加に貢献した。
 一方「棚卸資産の評価に関する会計基準」の適用による販売用不動産評価損のほか、株価の急落による保有有価証券の評価見直しによる投資有価証券評価損など、特別損失30億700万円を計上した結果、純損失が発生した。

 通期では、連結売上高1,170億円(対前期比▲13.4%)、営業利益77億円(同9.8%増)、経常利益68億円(同8.3%増)、当期純利益2億5,000万円(同▲82.9%)を見込んでいる。

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