不動産ニュース / 開発・分譲

2008/11/12

中小商圏型SC「ララガーデン川口」、13日にグランドオープン/三井不動産

「ララガーデン川口」外観
「ララガーデン川口」外観
核テナントのヨークフードセントラル(上)とコナミスポーツクラブ(下)
核テナントのヨークフードセントラル(上)とコナミスポーツクラブ(下)
災害時には簡易トイレとして使用可能なマンホールトイレを設置した
災害時には簡易トイレとして使用可能なマンホールトイレを設置した
11日午後のプレオープンには、近隣の多くの方が詰めかけた
11日午後のプレオープンには、近隣の多くの方が詰めかけた

 三井不動産(株)は、埼玉県川口市で開発を進めてきた「ララガーデン川口」を13日にグランドオープンする。これに先駆け11日、報道陣に公開した。

 同施設は、川口金属工業(株)工場跡地の再開発事業で、三井不動産が中小商圏型ショッピングセンターとして展開する「ライフスタイルパーク」の第5弾として開発したもの。敷地面積は約3万5,390平方メートル、店舗面積は約2万6,920平方メートル。同業種の店舗数を絞ることにより、全96店舗ながら、バラエティに富んだ店舗構成を実現した。核テナントとしてはヨークマートフードセントラル、コナミスポーツクラブが入居した。

 また「ライフスタイルパーク」ならではの特徴として、地域・家族・仲間とのふれあいを重視し、商店街の良さを取り入れたショッピングセンターをめざしており、その実現のためにイルミネーションがウリのポケットパーク(どんぐり広場)やコミュニティルームを用意。
 さらに災害用トイレ、防災備蓄倉庫、太陽光発電により災害時にも周辺を照らすソーラーポール、災害対応の自動販売機なども設置した。なお、災害用トイレの設置は、ライフスタイルパークでは初。

 同日説明にあたった商業施設本部リージョナル事業部・若林瑞穂氏は「開発にあたっては、地域コミュニティ形成を重視して、さまざまな工夫を盛り込んだ。地域に根ざした商業施設となり、公園のように地域の方が集うものとなっていけば」と抱負を語った。

 集客目標は年間500~600万人、年間売上高は約120億円を見込んでいる。

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