不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/11/14

市況悪化と資材高騰の影響受け、減収減益/長谷工コーポレーション09年3月期第2四半期決算

 (株)長谷工コーポレーションは13日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~9月30日)の売上高は2,480億4,500万円(前年同期比▲32.3%)、営業利益は90億3,400万円(同▲70.3%)、経常利益は76億4,600万円(同▲73.8%)、四半期純利益は32億100万円(同▲50.7%)となった。

 主力の建設事業では、「ヨコハマオールパークス(第2工区)」(横浜市鶴見区)や「グランドメゾンBIO」(大阪市比花区)等31件の分譲マンション工事を受注したが、市況の低迷などにより一部の物件に関しては着工の延期が発生。また、原材料の高騰などによる利益率への圧迫などが生じ、売上高は1,826億円(前年同期比▲18.3%)、営業利益は102億円(同▲37.5%)となった。

 不動産事業では顧客の購入マインドの低下から契約戸数が減少。販売期間の長期化による不動産売上原価の増加が影響し、売上高312億円(同▲71.3%)、営業損失30億円となった。

 「資材高騰に関しては、先が読める状況になってきている」(広報IR部長・丸山浩司氏)としたうえで、通期予想は連結売上高5,800億円、営業利益310億円、経常利益280億円、当期純利益165億円を見込む。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。