不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/12/3

特損の計上で08年9月期業績予想を修正/アパマンショップHD

 (株)アパマンショップホールディングスは3日、特別損失の発生に伴い2008年9月期(07年10月1日~08年9月30日)の業績予想を修正した。

 特別損失の内容は、連結においては、同社の子会社が保有する販売用不動産等について、昨今の不動産取引の状況を考慮し資産評価額を保守的に見直したことにより、販売用不動産評価損31億700万円を計上した。
 また、子会社の株式にかかるのれんに対して将来見込まれる収益性の再評価の実施や固定資産の評価を保守的に見積もった結果、減損損失18億8,600万円を計上。そのほか、投資有価証券評価損や投資有価証券売却損などを含め、92億2,500万円を計上した。

 個別においては、関係会社株式評価損や投資損失引当金繰越額、貸倒引当金繰入金など、計105億9,000万円の特別損失を計上した。

 これに伴い、通期予想を修正。連結では売上高592億1,800万円(前回発表比:▲1.3%)、営業利益4億5,800万円(同14.5%増)、経常利益4億2,100万円(同110.5%増)、当期純利益▲70億3,300万円を見込む。
 また、個別では売上高106億4,700万円(同6.4%増)、営業利益10億8,800万円(同▲1.0%)、経常利益20億6,700万円(同3.3%増)、当期純利益▲70億2,100万円を見込んでいる。
 なお、経営責任を明確化するため、1月より実施している役員報酬の段階減額内容につきさらに追加減額することを決定した。

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