東京都はこのほど、都内における2008年10月の新設住宅着工統計を発表した。
同月の新設住宅着工戸数は1万1,068戸。持家、分譲住宅、貸家すべてで前年同月を上回った。全体では38.2%増と、4ヵ月連続の増加。
利用関係別では、持家が1,380戸(前年同月比10.5%増)で4ヵ月連続の増加。貸家は5,388戸(同41.8%増)で5ヵ月連続、分譲住宅が4,281戸(同48.1%増)で4ヵ月連続の増加なった。なお、分譲住宅のうちマンションは2,990戸(同100.7%増)で3ヵ月連続の増加となったが、一戸建ては1,275戸(同▲2.4%)と、4ヵ月ぶりの減少となった。
なお、地域別では都心3区が255戸(同▲59.6%)で3ヵ月ぶりの減少。都心10区は3,244戸(同78.5%増)で5ヵ月連続の増加。区部全体が8,548戸(同56.8%増)、市部は2,503戸(同0.6%増)でともに4ヵ月連続の増加となった。