不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/12/9

市況悪化の影響受け減収減益/リビングワールド08年9月期決算

 (株)リビングワールド(兵庫県加古川市、代表取締役社長:吉原保則氏)は8日、2008年9月期決算を発表した。

 当期(07年10月1日~08年9月30日)の売上高は30億4,670万9,000円、営業利益は▲1億3,074万5,000円、経常利益は▲1億7,650万6,000円、当期純利益は▲1億1,202万8,000円となった。

 主力事業である不動産開発投資事業では、大阪支店において、進行中であったホテル開発4件の契約がファンド会社の倒産などによりすべて中止となった。また、「奈良」駅前で計画していたプロジェクトについては、開発を担当していたグローバンスの破たんにより着工目前で中止。さらに金融引き締めによる融資不可、建築延期などが生じた結果、当期の売上高は4億8,000万円にとどまった。

 なお、同日付けで特別損失発生に伴う通期業績予想の修正を発表。9月1日に「コウノトリ・グランドホテル」を(株)甲南アセットへ営業譲渡したことにより特別損失5,617万4,000円を計上していたが、同月22日には液化石油ガス事業の一部およびコインパーキング事業の一部を譲渡したことによる特別利益を計上したため、当初の予想を若干上回ることとなった。
 次期は売上高26億8,400万円、経常利益5,153万3,000円、当期純利益4,853万3,000円を見込んでいる。

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