(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける10月の市況動向を発表した。
同月の首都圏中古マンション成約件数は2,140件(前年同月比▲10.0%)と、2ヵ月連続の減少となった。都県別では、東京都997件(同▲7.0%)、埼玉県281件(同▲7.2%)、千葉県302件(同▲18.6%)、神奈川県560件(同▲11.5%)と、全都県で減少した。
成約単価は、1平方メートル平均で38万6,300円(同▲4.5%)となり、3ヵ月連続の下落となった。都県別では、東京都50万4,100円(同 ▲8.7%)、埼玉県24万7,900円(同1.3%増)、千葉県24万4,500円(同▲0.7%)、神奈川県35万1,300円(同▲2.0%)と、埼玉県のみ上昇した。成約平均価格は2,503万円(同▲4.8%)、成約平均専有面積は、64.8平方メートル(同▲0.3%)。
一方、首都圏戸建の成約件数は778件(同▲15.6%)と、3ヵ月連続で減少した。成約平均価格は3,360万円(同▲5.9%)。