三菱地所(株)は18日、東京都千代田区丸の内において、同社と住友信託銀行(株)、三菱UFJ信託銀行(株)、(株)三菱東京UFJ銀行の4者共同で進めているプロジェクト「(仮称)丸の内1-4計画」の概要を発表した。
同プロジェクトは、8,033.94平方メートルの敷地に、延床面積約14万1,000平方メートル、地上27階地下4階塔屋2階建ての事務所・金融機関・店舗・駐車場等を建設するもの。
「丸の内」と「大手町」の結節点に立地し、金融の中枢機能が集積しているエリアであることから、高度で高質な国際的業務機能を整備するほか、大名小路に面した区画には、住友信託銀行および三菱UFJフィナンシャル・グループの店舗・営業拠点等を配置するなど多様な都市機能の整備を行なっていく。
また、 隣接する日本工業倶楽部会館・三菱UFJ信託銀行本店ビル敷地と地上および地下で接続することにより、「東京」駅から新丸ビルを経由し、大手町へと繋がる新しい歩行者ネットワークを整備するなど、ネットワーク空間を形成する。
さらに建物では、東京都の定める建築物環境計画書制度の基準を上回る性能を確保するとともに、CO2排出量削減に積極的に取り組むなど、環境に配慮した最先端ビルをめざしていく。
解体着工は2008年12月、新築工事竣工は2011年秋の予定。