三井住友建設(株)は24日、環境共創マンション「E-Comfort(イー・コンフォート)」の提案を開始すると発表した。
「E-Comfort」は、Environment(環境)、Ecology(エコロジー)、Earth(地球)の“E”と、Comfort(快適、楽しみ、安心)を組み合わせた造語で、“生活の豊かさ”と“環境配慮”の両立をコンセプトとした、環境配慮型マンションのプロトタイプ。竣工時のみならず、将来にわたって高い環境性能を維持し続けることを目的に提案するもの。
具体的には、(1)十分な耐久性を確保した“建築躯体”と、変化への受容性を確保した“住棟設備インフラ”で構成される「サステナブル・プラットホーム」、(2)太陽光発電パネルなどの環境要素技術をユニット化した「エコ・モジュール」、(3)住まい手の環境意識の向上と、暮らしと技術との調和を支援する仕組み「暮らしとの共創」、の3つの要素を採用。これらの仕組みにより、2050年までに建物全体の二酸化炭素排出量を80%削減可能とすることをめざす。