不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2009/1/19

複合施設「ラクザ大阪」など4物件を取得/HRI

 阪急リート投資法人は16日、「ラクザ大阪」「ららぽーと甲子園(敷地)」「難波阪神ビル」「リッチモンドホテル浜松」の不動産信託受益権の取得を決定したと発表した。
 
 取得価格は「ラクザ大阪」が51億2,280万円、「ららぽーと甲子園(敷地)」が73億5,000万円、「難波阪神ビル」が43億1,000万円、「リッチモンドホテル浜松」が21億円。取得先は「リッチモンドホテル浜松」が(有)イーホテルズ・ネットワーク、それ以外がゼクト合同会社。取得は1月22日の予定。

 「ラクザ大阪」は、阪神本線、JR大阪環状線「福島」駅前に立地する複合施設。エリアでの高い立地優位性に加え、物件の大部分を占める(株)阪急阪神ホテルズ運営のシティホテルも相応の競争力を持つことから取得を決定。
 「ららぽーと甲子園(敷地)」は、阪神本線「甲子園」駅徒歩約5分に立地する商業施設。同施設に3月「キッザニア甲子園」が新たに開業する予定であり、さらなる集客力の向上が見込まれることから取得を決定。
 「難波阪神ビル」は、地下鉄御堂筋線「なんば」駅より地下街「なんばウォーク」を通じて近接。3月に阪神なんば線の開通が予定され、さらなる人の流れの創出が見込まれることから取得を決定。
 「リッチモンドホテル浜松」は、JR「浜松」駅より車で約5分、国道152号線沿いに立地。視認性・景観性に優れるビジネスホテル。施設機能的にも競合ビジネスホテルよりグレードが高く、相応の競争力を有することから取得を決定。

 本物件取得後のポートフォリオは16物件、取得予定価格は1,348億1,600万円となる。
 

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