クレッシェンド投資法人（CIC）は22日、2008年11月期決算を発表した。
当期（08年6月1日～11月30日）の営業収益は33億600万円（前期比2.2％増）、営業利益は16億5,000万円（同▲2.3％）、経常利益は11億2,400万円（同▲4.8％）、当期純利益は11億2,300万円（同▲4.8％）、1口当たり分配金は1万342円（前期：1万865円）。
期中、「ヴァンテ田無」（不動産、取得価額：9億1,100万円）を取得。一方で、「マイア渋谷桜丘」（信託受益権、譲渡価格：9億2,000万円）を譲渡した。
その結果、当期末のポートフォリオはオフィス23物件、レジデンス25物件の計48物件（取得価額総額1,019億900万円）となった。
また、金利の上昇に備え、テナント賃料の増額改定に注力。賃料改定後の賃貸借契約に基づく賃貸借を開始したテナントは15件、次期に賃貸借を開始する予定のテナントは4件となっており、改定前より金額ベース（6ヵ月換算）で約900万円の増額改定を達成した。
なお、当期の月末平均稼働率は94.86％であった。
次期については、営業収益30億9,400万円、営業利益14億8,500万円、経常利益9億5,800万円、当期純利益9億5,700万円、1口当たり分配金8,810円を見込んでいる。
