不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/2/3

棚卸資産の評価損計上で、分譲事業は増収減益/東急不動産09年3月期第3四半期決算

 東急不動産(株)は30日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~12月31日)の連結売上高は4,153億7,200万円(前年同期比▲4.2%)、営業利益238億7,600万円(同▲60.9%)、経常利益185億9,100万円(同▲66.9%)、当期純利益74億2,500万円(同▲71.3%)。

 分譲事業は、分譲ビルの売上増で増収となったが、販売が長期化する分譲マンションを中心に棚卸資産の評価損を57億円計上。売上高1,137億円(同8.8%増)、営業利益86億円(同▲23.8%)となった。
 賃貸事業は、SPCを通じたビルの売却による配当減、開発計画中の案件増加による費用増が、前期開業のビルの通期稼働、既存ビルの賃料改訂などによる増収を上回り、売上高775億円(同▲18.8%)、営業利益221億円(同▲53.1%)となった。

 なお、通期(08年4月1日~09年3月31日)については、連結売上高6,200億円、営業利益410億円、経常利益335億円、当期純利益110億円を見込む。

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