不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/2/6

棚卸資産評価減339億円計上で当期純損失489億円/大京09年3月期第3四半期決算

 (株)大京は5日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~12月31日)は連結売上高1,972億1,900万円(前年同期比▲17.8%)、営業損失367億500万円(前年同期:営業利益167億3,300万円)、経常損失431億8,200万円(同:経常利益147億7,300万円)、当期純損失489億7,200万円(同:当期純利益116億9,200万円)。

 主力のマンション販売戸数が3,230戸(前年同期比▲1,554戸)となり、不動産販売の営業収入は1,374億5,500万円(同▲24.6%)と大幅ダウン。棚卸資産の評価減339億円の実施により、営業損失404億400万円(前年同期:営業利益159億1,100万円)となった。

 また、固定資産売却益13億円を計上する一方、特別退職金20億7,000万円を特別損失計上したことから、最終損失は489億円を超えた。通期では連結売上高3,610億円、営業損失350億円、経常損失440億円、当期純損失510億円を見込む。

 なお、同社は6日、大阪証券取引所への上場廃止を申請した。同取引所での取引が極めて少ないため。申請が受理され、整理銘柄に移された後、原則1ヵ月を経て上場廃止となる予定。

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