不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/2/9

棚卸資産評価損などで営業損失16億強に/新日本建物09年3月期第3四半期決算

 (株)新日本建物は、2009年3月期第3四半期の連結決算を発表した。

 売上高は420億5,400万円(前年同期563億8,100万円)、営業利益は▲16億6,500万円(同54億4,700万円)、経常利益は▲14億5,900万円(同47億1,300万円)、当期純利益は▲15億9,900万円(同28億1,200万円)であった。

 流動化事業では、11件のプロジェクトを引渡し、売上高132億200万円を計上したが、棚卸資産評価損9億3,300万円を原価計上したこと、収益率の引下げなどにより、営業損失19億6,000万円となった。
 マンション販売事業では、8棟・602戸を引き渡し、売上高191億7,600万円となったが、引渡し戸数の減少や販売費の増加により、営業利益10億7,100万円にとどまった。
 戸建販売事業では、宅地分譲を含む206棟を販売、売上高94億4,500万円を挙げたが、販売単価の低下などにより営業利益は2億2,000万円であった。

 通期については、売上高734億円(前期比▲10.7%)、営業利益31億6,000万円(同▲38.2%)、経常利益21億5,000万円(同▲45.9%)、当期純利益9億1,000万円(同▲54.9%)を見込む。

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