不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/2/9

主力の不動産事業の不振等により、46億円余の純損失に/細田工務店09年3月期第3四半期決算

 (株)細田工務店は6日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~12月31日)の連結売上高は235億3,100万円(前年同期249億9,400万円)、営業利益は▲25億7,800万円(同5億300万円)、経常利益は▲31億2,100万円(同▲7,800万円)、当期純利益は▲46億1,700万円(同▲3億5,000万円)。
 
 建設事業では、法人受注は厳しい環境が続き、利益率は低水準で推移。個人受注は、本社周辺を中心として家づくりセミナーや現場見学会等を開催し、地域に密着した営業展開を推し進めたが、売上高は49億3,100万円にとどまり、営業損失7,300万円となった。
 不動産事業では、分譲事業は、主力商品グローイングシリーズの販売に加え、当期より、新・住まいづくりシステム「BY-CONCEPT(バイ・コンセプト)」を導入し、多様化するニーズに応える販売活動を展開。しかし、販売棟数が減少し、販売価格も低下した。また、収益不動産事業では、不動産投資が減少し、収益不動産の流動性が著しく低下する等厳しい事業環境が続いた結果、売上高184億2,200万円、営業損失19億8,700万円となった。

 なお、通期は、連結売上高365億円、営業利益▲24億4,000万円、経常利益▲31億5,000万円、当期純利益▲47億円を見込んでいる。

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