すてきナイスグループ（株）は6日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。
当期（08年4月1日～08年12月31日）の連結売上高は1,864億7,900万円（前年同期1,873億8,700万円）、営業利益▲8億7,400万円（同4億800万円）、経常利益▲18億100万円（同▲2億6,600万円）、当期純利益▲29億5,800万円（同▲5億6,500万円）。
住宅資材事業は、住宅着工件数の減少と急速な市況の軟化のなか、総合展示会などで住宅需要の創出に努めたが、売上高は1,394億4,500万円（前年同期比▲4.8％）に留まった。営業利益は売上総利益率の向上などにより4億5,600万円（同141.6％増）となった。
不動産事業は、マンション部門で売上計上戸数が676戸（前年同期565戸）と増加、売上高は238億700万円（前年同期比26.0％増）となったが、戸建住宅部門で、売上計上戸数が94戸（前年同期103戸）、売上高37億4,900万円（前年同期比▲4.5％）と減少。この結果、同事業の売上高は400億8,600万円（同11.7％増）となったが、前年同期に共同事業者への用地の持分譲渡による利益が含まれていたことに加え、販売費の増加などにより、営業利益は2億5,400万円（同▲87.0％）に留まった。
なお、次期について前回発表予想の修正を合わせて行なった結果、連結売上高2,450億円（前回予想比▲5.8％）、営業利益1億円（同▲95.0%）、経常利益▲11億円（前回予想8億円）、当期純利益▲23億円（同2億円）を見込んでいる。
