不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/2/12

マンション購入検討理由、「買い時感」が大幅増/MAJOR7調査

 大手マンションディベロッパー8社で構成する、新築マンションポータルサイト「MAJOR7(メジャーセブン)」は12日、全国のマンション購入意向者を対象に行なった「新築分譲マンション購入意向者アンケート」結果を発表した。2008年11月14日~12月12日にウェブサイト上にて調査、4,610件(男性2,867件、女性1,743件)の回答を集計した。

 「マンション購入を検討している理由」の第1位は、「もっと広い住まいに住みたいから」の38.5%で、前回調査(08年2月1日発表)と同じ結果となった。次いで「賃貸より持ち家の方が、金銭的に得だと思うから」の22.4%となった。
 一方、前回調査と比べ「現在は金利が低く、買い時だと思うから」(17位→6位)、「土地・住宅価格が安くなり、買い時だと思ったから」(29位→12位)の割合が大幅に増え、マンション購入検討者の間で「買い時感」が広がっている、と分析している。

 「理想とするマンションのタイプと購入検討しているマンションのタイプの関係」では、「大手の信頼性(管理会社・建設会社・不動産会社)」「自然環境」「間取りの可変性」が、よりニーズの高いマンションのタイプであることがわかった。とりわけ、「管理会社が信頼できるマンション」は、購入判断をするうえで最も重要な要素となった。

 また、「高層(タワー)マンションのメリットとして期待する共用施設やサービス」は、「ゲストルーム」(32.3%)、「スーパーマーケット」(31.6%)が上位を占め、以下「コンビニエンスストア」(29.8%)、「スポーツジム」(25.8%)が続いた。全回答者のうち「タワーマンション希望者」に限ると、「ゲストルーム」「コンシェルジュサービス」「ラウンジ・スカイラウンジ」などへの期待が特に大きく伸びており、より充実した共用施設やサービスを望む傾向がみられた。

 同アンケートの詳細は、MAJOR7のホームページを参照のこと。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。