三鬼商事(株)は13日、2009年1月末時点の東京のオフィスビル市況調査を発表した。
東京ビジネス地区(都心5区)の空室率は、平均で4.93%(前月比0.21ポイントアップ)と、上昇基調が継続している。このうち、既存ビルは4.61%(同0.19ポイントアップ)、新築ビルは26.47%(同6.78ポイントアップ)と大幅に上昇した。
同社は「同月は、統合や集約に伴う解約予告や館内縮小の動きが相次ぎ、空室面積が約1万3,000坪増加。新規供給量も増加することから、テナント誘致競争に厳しさが出てきている」と分析している。