(株)不動産経済研究所は16日、2009年1月度の「首都圏マンション市場動向」を発表した。
同月の新規発売戸数は1,760戸(前年同月比▲24.1%)となり、1月としては16年ぶりに1,000戸台にとどまった。
1戸当たりの価格は、ほぼ前年並みの4,172万円(同▲0.9%)。1平方メートル当たりの単価は59万円(同2.6%上昇)となった。
また、初月契約率は64.2%(同11.5ポイントアップ)となり、5ヵ月連続の60%台。即日完売物件は、「ユアコート鷺ノ宮」1期3~10次(東京都練馬区、17戸、平均4,253万円、先着順)など12物件・79戸。超高層物件(20階以上)は12物件・152戸で、契約率は70.4%だった。販売在庫数は1万1,679(同▲748戸)と減ったが、依然1万戸超の高水準。
なお、2月の発売戸数は3,700戸前後となる見込み。