不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/2/18

1口当たりの分配金は7,092円/JPR08年12月期決算

 日本プライムリアルティ投資法人(JPR)は17日、2008年12月期決算を発表した。

 当期(08年7月1日~12月31日)の営業収益は111億7,100万円(前期比3.1%増)、営業利益は54億8,200円(同3.8%増)、経常利益は44億 3,300万円(同▲0.4%)、当期純利益は44億3,200万円(同▲0.4%)、1口当たりの分配金は7,092円。

 当期、東京および主要5大都市(大阪圏、名古屋、福岡、仙台、札幌)に重点的に投資する方針のもと、「南麻布ビル」(東京都港区、取得価格37億6,000万円)、「有楽町駅前ビルディング(有楽町イトシア)」(東京都千代田区、取得価格34億円)など4物件を取得。一方、「NORTH33ビル」(札幌市中央区、取得価格37億円)を売却し、資産の入替えを実施。当期末保有資産残高は52物件、取得価格ベースで約2,806億円、総賃貸可能面積約38万平方メートルとなった。

 なお、テナント満足度調査のフィードバックをはじめ、ブランド戦略にもとづくサービスレベルの向上に努めると同時に、新規賃料の見直しを図ったものの、稼働率は96.4%と前期比1.1%低下。
 一方、東京都心部および東京周辺部を中心には、新規賃料水準との乖離を埋めるべく、賃料増額改定の申入れを継続的に実施し、18ビル25件の増額改定を実現した。
 
 なお、当期末の借入金残高747億5,500万円、無担保投資法人債の残高は545億円。有利子負債比率は45.2%で、有利子負債の当期末平均金利は1.6%。

 次期については、営業収益110億2,500万円、営業利益53億4,700万円、経常利益42億9,100万円、当期純利益20億6,200万円、1口当たりの分配金3,300円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。