不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/2/23

フラット35に併用する民間住宅ローンの金利タイプ、変動が固定を上回る/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構は20日、平成20年度フラット35利用者の意識・顧客満足度調査結果を発表した。

 2008年7~9月のフラット35融資金受領者を対象に、フラット35の認知媒体、満足度などについて、郵送によるアンケート調査を実施したもの。有効回答は1,547件。

 フラット35の認知媒体は、「住宅事業者・販売事業者」が54.9%と圧倒的に多く、続いて「住宅情報誌」(24.1%)、「フラット35取扱金融機関」(22.3%)、「インターネット」(21.4%)、「テレビ」(18.3%)となった。

 また、フラット35と併せて借りた民間住宅ローンの金利タイプは、変動金利型が37.8%に増加。固定金利期間選択型の27.9%を上回った。

 前回調査では民間住宅ローン金利が徐々に上昇し、金利先高感が高まっていたことから、併用される民間住宅ローンは10年間等の長めの固定金利期間選択型が選ばれる傾向が強かったが、金利が緩やかに低下基調に転じていることから、当初金利の低さから変動金利型が選ばれたと同機構は分析。

 なお、総合的満足度は5段階評価で3.47と前回の3.44からやや上昇。
 融資実行時の金利が低下基調にあったことや、融資申込時の金利より実行時の金利が低下したことが影響したとみている。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。