不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/2/23

鑑定評価額ベースでの資産規模が縮小/東急不動産「TOREIT四半期報告」

 東急不動産(株)は20日、「TOREIT四半期報告2009年1月」(08年10~12月期)を発表した。
 
 同調査は、上場JREIT全投資法人の個別物件情報を、四半期ごとに調査・分析しているもの。

 08年10~12月期のJREIT資産規模は、物件数1,850件(前期1,843件)、資産総額(取得金額ベース)7兆6,325億円(同7兆 5,901億円)、資産総額(鑑定評価額ベース)8兆5,694億円(同8兆5,996億円)。
 当該期間の取得物件は13件、取得金額ベースで509億円(同:30件・2,316億円)、売却は6件・131億円(同13件・591億円)となった。
 取引が縮小し、取得売却の件数・金額ともに過去最低を計上。また、取得件数が売却件数を上回っているものの、JREIT市場創設以来初めて鑑定評価額ベースでは、資産規模が縮小した。

 また、取得時の鑑定キャップレートは4.9%(対象物件12件)(4.7%・同21件)と3期ぶりに上昇し、取得価格の下落が明らかになった。

 一方、運用時利回り(NOI利回り)は5.3%(対象物件1,418件)(同5.2%・1,306件)とJREIT市場創設以来初めて上昇した。

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