不動産ニュース / 開発・分譲

2009/2/24

好立地の環境配慮型ビル「赤坂榎坂森ビル」竣工/森ビル

「赤坂榎坂森ビル」外観
「赤坂榎坂森ビル」外観

 森ビル(株)は23日、「赤坂榎坂森ビル」(東京都港区)の竣工を発表した。

 同ビルは、銀座線および南北線「溜池山王」駅徒歩1分という好立地に位置する地上11階建て、延床面積9,283.83平方メートル、基準階貸室面積約568.18平方メートルのオフィスビル。

 フロアは奥行き東西方向16m、南北方向30m、天井高2.8mの整形無柱空間。自然換気システムを採用し、オフィス内でも外気を感じることができるなど、コンパクトでありながら開放感のあるオフィスとなっている。また、建物通用口、エレベーター内、貸室扉には非接触型ICカードを用いた3段階のセキュリティシステムを採用。耐震性能は建築基準法で定められた耐力の1.5倍を確保するなど、セキュリティや地震対策も万全となっている。
 さらに、エコマーク認定カーペットを標準採用し、テナント退去時に発生する使用済みカーペットを再資源化するという「カーペット100%リサイクルシステム」を業界で初めて導入、同ビルが導入第1号物件となる。

 そのほか、芝生のルーフガーデンの整備や周辺緑化といった生物多様性への配慮や、森美術館監修のアートをエントランスロビーに設置するなどの取組みを行なう。

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