不動産ニュース / 開発・分譲

2009/2/24

オフィス開発事業2物件を着工/伊藤忠都市開発

「(仮称)門前仲町プロジェクト」外観パース
「(仮称)門前仲町プロジェクト」外観パース
「(仮称)東上野プロジェクト」
「(仮称)東上野プロジェクト」

 伊藤忠都市開発(株)は23日、「(仮称)門前仲町プロジェクト」(東京都江東区)および「(仮称)東上野プロジェクト」(東京都台東区)を着工したと発表した。

 同社は、これまでの住宅分野という事業フィールドに加え、より多彩な不動産分野への参入を目的に2007年4月に総合開発事業部を開設。「門前仲町プロジェクト」はオフィスビル開発事業の第1弾、「東上野プロジェクト」は第2弾のプロジェクトとなる。

 「門前仲町プロジェクト」は、東京メトロ・都営大江戸線「門前仲町」駅、東京メトロ「清澄白河」駅が最寄り駅となっており、都心部へのアクセスが優れた好立地。建物は鉄骨造地上5階塔屋1階建て、敷地面積2,787.72平方メートル、延床面積9,156.63平方メートルの事務所および店舗。
 東西面はガラスカーテンウォールを使用、基準階フロアは500坪超の整形なオフィス空間で、個別空調を設置するなどユーザビリティの高いスペックを完備している。また、1階部分は店舗対応可能とし、平面駐車場28台を設置するなど、物件の競争力を高めた仕様となっている。
 竣工は09年9月予定。

 「東上野プロジェクト」は伊藤忠都市開発、伊藤忠商事、東京建物の3社が出資する「東京開発K特定目的会社」が取得した土地と、伊藤忠都市開発と東京建物が所有する隣接地等を合わせた1街区において、店舗、住宅を含むオフィス主体の複合ビルを開発するもの。
 新幹線およびJR線、地下鉄などが乗り入れる鉄道の要衡である「上野」駅徒歩2分と、高い交通利便性を有している。また、幹線道路である昭和通りに約65mと広い間口で面し、視認性の高い立地となっている。 
 建物は鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上18階地下1階塔屋1階建て、敷地面積2,414.83平方メートル、延床面積2万3,927.35平方メートル。1~2階は店舗、3階はオフィスエントランスとし、16階までをハイグレードなオフィス空間として提供、基準階は1フロア320坪の無柱空間、天井高2,800mm、600角式グリッド式システム天井を採用するなど、高いスペックを有したオフィス空間となる。
 なお上層階の17階および18階は地権者住居とする。
 竣工は2010年9月の予定。

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