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2009/2/26

渋谷再開発も始動、逆風市場克服へ原点回帰を/東急不動産グループ

「マンションのモデルルームや住宅展示場への来場者数が増えるなど、明るい話題も出てきた」と語る、東急不動産・金指社長
「マンションのモデルルームや住宅展示場への来場者数が増えるなど、明るい話題も出てきた」と語る、東急不動産・金指社長

 東急不動産グループは25日、渋谷エクセル東急(東京都渋谷区)で平成20年度記者懇親会を開催した。

 冒頭あいさつした、東急不動産(株)代表取締役社長の金指 潔氏は、「不動産市場は、ここ6年間順風満帆だったが、われわれの予想を上回る劇的な環境変化により、グループ会社すべてが影響を受け、業績の下方修正を余儀なくされた。これまで、好環境で気が緩んでいた面もあったかもしれない。不動産業界はこの50年、何度も浮き沈みを繰り返してきた。厳しい時代こそプロの出番。本物だけが生き残ることができる。もう一度組織を見直し原点に立ち帰り、粛々と案件を進めたい」などと語った。

 一方、事業については「消費は、ユーザーマインドで半分以上が決まる。マンションモデルルームや住宅展示場への来場が増えているなど、明るい話題も出てきた。住宅ニーズは底堅いものがある。また、渋谷駅周辺の再開発も、2つの再開発組合が設立され、いよいよ動き出した。当社も東急グループの一員として計画を推進していく」などと語った。

 なお同懇親会には、東急不動産をはじめ、東急リバブル(株)、(株)東急コミュニティー等、グループ各社の社長が出席した。

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