(株)ファーストロジックはこのほど、現役不動産投資家の動向調査結果を発表した。
調査よると、「収益物件は買い時だと思うか」の問いに対し、「買い時だ」と回答した不動産投資家が83%と大多数を占めた(有効回答数262名)。不動産市況の低迷で物件価格が下がり、その結果利回りが上がってきたことが主な要因、と分析。
また、「今後、家賃は下がると思うか」の問いには、68%が下がっていくと予想(同157名)。「収益物件情報で一番気になるのは」の問いに対しては、「エリア・立地」が37%、続いて「利回り」が30%、「価格」が24%、「構造と築年数」が9%となった(同371名)。同社は「安定した賃料収入を得るためには、賃貸物件の需給バランスが重要となる。その要因が、エリア・立地と考える不動産投資家が多いのではないか」と分析している。