(独)建築研究所は、「枠組み組積造の耐震性向上に関する国際ビデオワークショップ2009」を23日に開催する。
同研究所では、開発途上国において膨大な死傷者を発生させている「枠組み組積造」の庶民住宅の倒壊について、大学等と協力しながら実験や調査を実施してきた。同講演会は、それらの成果の共有と耐震性向上方策について検討するために開催するもの。
実大試験体の振動台実験や、9タイプの壁体試験体の繰り返し加力実験、現地の建設実態調査を報告する。また、共同研究を行なっているインドネシア、ネパール、パキスタン、トルコにおける枠組み組積造についての報告も行なう予定。
なお、同講演会は、世界銀行のビデオ会議システムを利用して、日本の主会場とアジアの4ヵ国の副会場を結んで開催する。
日本会場の詳細は以下のとおり。
日時:3月23日(月) 16:00~21:00
会場
主会場:世界銀行東京開発ラーニングセンター(東京都千代田区)
サブ会場(予定):建築研究所(茨城県つくば市)
なお、申込み方法等の詳細は同研究所ホームページ参照のこと。