不動産ニュース / イベント・セミナー

2009/3/16

「公認ホームインスペクター」資格試験、11月に開催/JSHI

設立シンポジウムの模様
設立シンポジウムの模様
シンポジウムでは、一般ユーザーからホームインスペクションについての相談を受け付けた
シンポジウムでは、一般ユーザーからホームインスペクションについての相談を受け付けた

 NPO法人日本ホームインスペクターズ協会(JSHI、東京都中央区、理事長:長嶋 修(株)さくら事務所代表取締役会長)は14日、中小企業会館(東京都中央区)で設立記念シンポジウムを開催。今後の協会活動等について発表した。

 同協会は、既存住宅流通市場の拡大に向けたホームインスペクション(建物調査)の普及を目的に、2008年4月に設立。同年12月に、NPO法人格を取得していた。現在までに、ホームインスペクションを手がける業者11社と、インスペクター(建物調査員)120名が参加している。

 ホームインスペクションのユーザー、不動産業者への認知度向上のため、セミナーやシンポジウムを定期開催するほか、インスペクターの技術レベルの維持向上とインスペクター育成を目的とした「公認ホームインスペクター」資格制度を立ち上げ、運営していく。第1回の試験を、11月14日、東京・大阪の2会場で実施する。

 同試験は、(1)建築に関する知識、(2)調査方法や報告書作成方法、(3)不動産取引形態や契約、(4)インスペクターに求められる倫理、行動規範などから出題するもの。合格者は、2年ごとの更新講習を受けることで技量を維持するほか、講習等の受講回数やインスペクターとしての活動等や協会ホームページで紹介されることで、ユーザーが担当インスペクターを選択できるようにする。また、2期目以降、さらに高度な知識や技量を求められる「マイスター」制度を開始するほか、ホームインスペクションの活用と、内容解説が適切に実施できる人材育成を目的とした「公認ホームインスペクション解説技能修了者」制度を、不動産業者向けに立ち上げる。

 なお、これら一連の資格試験制度について、国土交通省の「長期優良住宅先導的モデル事業」(第3回)へ応募を行なっている。

 シンポジウムで会見した長嶋理事長は、「ホームインスペクションは、まだまだ一般ユーザーへの認知度が低いため、セミナーやシンポジウムにより知名度を高めたい。公認インスペクター認定制度については、すでに250件以上の問い合わせをもらっている。初年度100名の認定をめざす」などと語った。

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