(株)東栄住宅は17日、2009年1月期決算を発表した。
当期(08年2月1日~09年1月31日)は、連結売上高993億9,500万円(前年同期比▲3.7%)、営業利益▲21億3,400万円(前年同期20億8,100万円)、経常利益▲35億5,600万円(同8億6,600万円)、当期純利益▲137億4,900万円(同4,300万円)となった。
たな卸資産の評価の見直しによる販売用不動産評価損、固定資産の減損損失、希望退職制度の実施に伴う特別退職金等の特別損失を計上したことなどにより、大幅な純損失となった。
不動産分譲事業は、戸建住宅において前連結会計年度に対して埼玉ブロックが99戸減少したものの、東京ブロックが119戸増加したことなどにより、戸建住宅に係る不動産販売高は877億3,800万円(同1.5%増)となった。
「土地分譲」「建築条件付売地」においては、土地に係る不動産販売高は32億8,200万円(同▲49.4%)にとどまった。
中高層住宅(マンション)では、「ブルーミングヒルズ多摩センター・ファーストレジデンス」の販売など146戸の引渡しをした結果、中高層住宅(マンション)にかかる不動産販売高は41億8,100万円(同▲22.0%)、中古再生住宅(リモデル)は10億5,100万円(同▲29.0%)となった。
なお、次期は、売上高892億1,700万円、営業利益28億5,100円、経常利益12億5,500万円、当期純利益11億4,900円を見込んでいる。