(株)大京は25日、6月1日に同社のエンジニアリング事業部門を会社分割、同社の100%子会社である(株)扶桑エンジニアリングに承継することを発表した。
大京は3月1日付けで扶桑レクセル(株)を吸収合併し、同社の住宅事業、エンジニアリング事業を承継している。
このうちエンジニアリング事業については、立体駐車装置事業およびプラント設備事業が中心だが、特に立体駐車装置事業に関しては、その性能・品質が評価され、ブランドを確立、同社グループ外からの受注も順調に増加するなど、業界大手の一角に位置する規模へ拡大してきた。
これまでの成長の過程を踏まえ、独立した事業展開によって、「扶桑」ブランドによる事業推進体制を構築することが、望ましいと判断し、分割を行なうもの。
分割により減少する資本金等や連結業績に対する影響はない、としている。