不動産ニュース / 開発・分譲

2009/3/31

「(仮称)室町東地区開発計画2-2街区」着工/三井不動産

「(仮称)室町東地区開発計画2-2街区」外観イメージパース
「(仮称)室町東地区開発計画2-2街区」外観イメージパース

 三井不動産(株)は31日、官民地元が一体となって推進している「日本橋再生計画」の一環として、「室町東地区開発計画」のうち「(仮称)室町東地区開発計画2-2街区」(旧三井第三別館)を着工したと発表した。

 「室町東地区開発計画」は、日本橋室町東地区における5つの街区の一体開発で、延床面積(全街区)18万平方メートルを超える、オフィス、商業施設、賃貸住宅、多目的ホールなどの機能を融合させた大規模複合再開発。

 今回着工した建物は、地下4階地上22階建て、延床面積4万1,000平方メートル、最高高さ約105mのオフィス、商業施設、多目的ホール。中央通りの歴史的まち並みと景観の調和を意識し、低層部は石とガラス、高層部はガラスおよびメタルを主体に、圧迫感のない素材を採用する。

 地下1階から4階の商業フロアは、“伝統と革新”がコンセプト。「江戸桜通り」沿いには、桜並木を生かした魅力的な飲食店舗を、「仲通り」沿いには、福徳神社への参道として、往時の江戸情緒あふれるまち並みに調和した店舗を誘致する予定。
 5階(一部出入口は4階)から7階には、広域集客や話題性の創出を目的に、セミナーや講演会、音楽ライブやファッションショーなどの幅広い利用を想定した、文化発信拠点としての役割を担う多目的ホールを設置する。
 また、環境への配慮として屋上緑化を実施するほか、省エネルギー性能の高い設備も導入するという。

 同社は、「日本橋再生計画」のコンセプトである「残しながら、蘇らせながら、創っていく」に基づき、日本橋エリアにおける業務・商業機能、および文化・交流機能を充実させるとともに、都市基盤の再整備、歩行者ネットワークの形成を行なっていく。

 同建物の竣工は2010年9月、プロジェクト全体の竣工は2014年の予定。

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