不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/4/7

08年の既存住宅流通量47万戸台に、「流通指標」も初めて減少/FRK調査

 (社)不動産流通経営協会(FRK)は7日、2008年の「FRK既存住宅流通量推計結果」を発表した。

 今回は、07年の既存住宅の流通量およびFRK既存住宅流通指標(既存住宅流通比率)、ならびに08年の速報値(概算)を推計したものを公表した。
 なお、FRK既存住宅流通指標は、同年の新築住宅着工総数と既存住宅流通量の総数に対する、既存住宅流通量の割合を示したもの。既存住宅流通量については、建物売買による所有権移転個数をもとに、個人および法人によって取得された既存住宅の総流通量としている。

 それによると07年は、新築住宅着工数106万1,000戸に対し、既存住宅流通量は50万戸(前年比▲3.8%)、流通指標は32.1%(同3.4ポイントアップ)。
 08年は、新築住宅着工数109万3,000戸に対し、既存住宅流通量は47万戸(同▲6.0%)、流通指標は30.0%(同▲2.1ポイント)。一貫して増加傾向にあった流通指標が、初めて減少する結果となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。