エス・バイ・エル(株)は7日、業界記者向けに営業戦略および新商品の発表会を開催した。
2009年度の営業戦略では、「お客様との生涯にわたるお付き合いの強化」を挙げ、顧客一人当たりのリピート率の向上および生涯取引額アップをめざし、これまでに培ったノウハウを“お求め安い価格”で提供していくと発表。具体的な対応として長期優良住宅の新商品「エス・バイ・エル LEXシリーズ『GP1』」を発売する。
同商品は、住宅性能表示制度の耐震・耐久・省エネルギー性能でいずれも最高等級に対応するほか、CASBEE(建築物環境性能評価システム)最高ランクのSランクにも対応。これらにより、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」で定められるガイドラインを上回る性能を具備。また、ミキハウス子育て総研(株)の「子育てにやさしい住まい」認定事業における認定基準をも取得した。なお「子育てにやさしい住まい」認定取得は東証一部上場ハウスメーカーとしては初。
シンプルな矩形総2階プラン、水回りの集約配置基準の設定などにより、コストを削減。本体価格1,300万円台(税抜き)からの建築を可能にした。年間の販売目標は500棟(同社代表取締役社長・松川敏夫氏)をめざしていく。