(財)東日本不動産流通機構は10日、東日本レインズにおける2009年3月の市況動向を発表した。
首都圏中古マンションの成約件数は3,280件(前年同月比6.2%増)となり、6ヵ月ぶりに前年を上回った。都県別では、東京都1,495件(同8.8%増)、埼玉県445件(同9.1%増)、千葉県472件(同1.3%増)、神奈川県868件(同3.2%増)と、全都県で増加した。
成約単価は、1平方メートル平均で37万6,200万円(前年同月比▲6.0%)。都県別では、東京都49万1,300円(同▲8.0%)、埼玉県23万6,600円(同▲3.7%)、千葉県23万4,100円(同▲8.2%)、神奈川県34万7,200円(同▲5.1%)。また、成約平均価格は2,501万円(同▲4.5%)、成約平均専有面積は66.48平方メートル(同1.6%増)だった。
一方、首都圏中古戸建の成約件数は1,015件(同▲1.6%)で、3ヵ月ぶりに前年を下回った。成約平均価格は2,890万円(同▲11.2%)で13ヵ月連続の下落となった。