国土交通省は9日、2009年2月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は、3兆2,805億円(前年同月比▲17.7%)と、4ヵ月連続の減少となった。このうち、元請受注高は2兆3,243億円(同▲19.1%)、下請受注高は9,561億円(同▲14.0%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は7,873億円(同▲5.5%)、民間等からの受注高は1兆5,370億円(同▲24.7%)となった。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は7,658億円(同▲4.9%)となり、2ヵ月連続の減少。このうち、「国の機関」からは4,424億円(同▲11.4%)、「地方の機関」からは3,234億円(同5.7%増)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建設設備工事(1件5億円以上)は4,336億円(同▲28.0%)となり4ヵ月連続の減少。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上)は3,168億円(同12.5%増)となり、先月の減少から増加に転じた。