不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/4/13

市況冷え込むも、売上高77億円を確保/トーセイ09年11月期第1四半期決算

 トーセイ(株)は10日、2009年11月期第1四半期決算を発表した。

 当期(08年12月1日~09年2月28日)の連結業績は、売上高77億7,600万円(前年同期比▲78.8%)、営業利益12億8,300万円(同▲90.7%)、経常利益10億3,400万円(同▲92.3%)、四半期純利益6億4,300万円(同▲91.7%)。

 同社は前期より、棚卸資産の評価に関する会計基準の早期適用により、一定の流動性を回復した棚卸不動産の販売を促進するとともに、安定した収入を得られる不動産賃貸事業やフィービジネスに注力。

 主力の不動産流動化事業において、「国技館前トーセイビル」(東京都墨田区)、「中野東儀ビル」(東京都中野区)など、9件のバリューアップ物件を販売、売上高47億5,100万円(前年同期比▲85.1%)を確保。なお、一部物件に棚卸資産の評価に関する会計基準を適用し、2億3,200万円の簿価切下げを実施した結果、営業利益は7億9,400万円(同▲93.9%)となった。
 
 その他、不動産開発事業では売上高12億7,300万円(同▲46.6%)、営業利益2億4,400万円(▲29.7%)、不動産賃貸事業では売上高8億8,500万円(同6.3%増)、営業利益4億8,100万円(同11.1%増)、不動産ファンド事業では売上高1億9,000円(同▲38.1%)、営業利益3,500万円(同▲80.1%)、不動産管理事業では売上高6億1,600万円(同▲15.5%)、営業利益7,600万円(同30.2%増)、オルタナティブインベストメント事業では売上高5,900万円(同▲88.1%)、営業利益3,900万円(同▲66.7%)となった。

 なお、通期では、売上高428億2,900万円、営業利益41億4,700万円、経常利益30億400万円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。