不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/4/14

完成在庫販売、価格見直しで不動産販売事業売上高半減/総和地所09年2月期決算

 (株)総和地所は13日、2009年2月期決算を発表した。

 当期(08年3月1日~09年2月28日)の連結売上高は62億8,800万円(前年同期比▲56.6%)、営業損失12億4,500万円(前年同期:営業損失9億3,700万円)、経常損失14億5,500万円(同:経常損失13億6,900万円)、当期純損失38億6,200万円(同:当期純損失15億9,800万円)と、2期連続の赤字に。

 主力の不動産販売事業は、前期以前に竣工済マンションを重点販売。08年秋以降は、当初販売価格を20%減額した新価格での販売を行ない、売上高61億5,200万円(前年同期比▲56.9%)、営業損失8億4,300万円(前年同期:営業損失5億2,900万円)にとどまった。

 なお、連結子会社の(株)総和コミュニティを売却したため、連結対象会社がなくなることから、次期からは単体決算のみとなり、売上高50億1,300万円、営業利益1億4,200万円、経常利益4,400万円、当期純利益4,400万円を見込む。

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