不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/4/15

棚卸資産の評価損など計上し、90億円余の純損失に/ランド09年2月期決算

 (株)ランドは14日、2009年2月期決算を発表した。

 今期(08年3月1日~09年2月28日)は、連結売上高457億3,000万円(前期比▲12.4%)、営業利益は▲4億4,500万円(前期:75億4,000万円)、経常利益は▲20億2,900万円(同63億600万円)、当期純利益は▲90億7,100万円(同29億4,200万円)。棚卸資産の評価に関する会計基準の早期適用を行ない、90億7,100万円の純損失となった。


 主力の不動産販売事業は、不動産流動化案件21件、自社分譲マンション375戸15区画、中古リノベーション物件65件の引渡しを行ない、売上高420億8,400万円(前期比▲13.6%)を計上。不動産関連業務受託事業は、保有不動産の賃貸収入およびその他収入合わせて売上高8億5,700万円(同▲56.0%)と大幅な減収となった。
 シニア住宅事業は、既設施設が順調に稼働したほか、1件の新規開設施設もあり、売上高29億円(同64.9%)となった。

 次期は、連結売上高322億4,400万円、営業利益▲6億5,800万円、経常利益▲23億100万円、当期純利益▲21億8,400万円を見込む。

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