不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/4/16

1口当たりの分配金は1万5,963円/OJR09年2月期決算

 オリックス不動産投資法人(OJR)は15日、2009年2月期決算を発表した。
 
 当期(08年9月1日~09年2月28日)の営業収益は105億2,200万円(前期比4.7%増)、営業利益は50億3,900万円(同6.9%増)、経常利益は40億1,700万円(同5.2%増)、当期純利益は40億1,600万円(同5.2%増)、1口当たりの分配金は1万5,963円となった。

 当期中は、「オリックス名古屋錦ビル」(取得価格125億円)および「市川ロジスティクスセンター」(同83億円)を取得し、「ラウンドクロス心斎橋」(譲渡価格145億円)を売却。この結果、当期末でのポートフォリオは48物件、取得価格合計は2,695億9,600万円となった。

 また、特定の地域内に存在する複数の運用不動産を一括して管理する「群管理」手法を継続し、効率的な管理体制を実践。迅速かつ柔軟なテナント満足度の向上などにより稼働率は97.4%と一定水準を維持した。

 次期(09年8月期)については、営業収益113億7,800万円、営業利益57億8,900万円、経常利益46億7,000万円、当期純利益46億6,800万円、1口当たりの分配金1万8,554円を見込んでいる。

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