不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/4/16

市況の悪化で1口当たりの分配金、前期比大幅減の3,448円/LCP

 エルシーピー投資法人(LCP)は15日、2009年2月期決算を発表した。

 当期(08年9月1日~09年2月28日)の営業収益は27億9,100万円(前期比▲15.8%)、営業利益は10億600万円(同▲39.5%)、経常利益は3億1,700万円(同▲68.4%)、当期純利益は3億1,600万円(同▲68.5%)、1口当たりの分配金は3,448円(前期:1万951円)となった。

 不動産市場の不透明感が続くなか、同投資法人はポートフォリオの中長期的な運用効率およびポートフォリオの質の向上をめざし1物件を譲渡(信託受益権、譲渡価格7億1,000万円)し、当期末時点の保有資産合計は43物件(前期末比▲1物件)、取得価格合計は875億8,000万円(同▲約1%)となった。
 ポートフォリオ全体の稼働率は93.2%(前期末94.0%)。

 次期(09年8月期)では、営業収益26億7,600万円、営業利益11億100万円、経常利益3億2,500万円、当期純利益3億2,400万円、1口当たりの分配金は3,500円を見込んでいる。

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