ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、日本の不動産投資法人14社の格付けアクションを実施。13社の格付けを引き下げ、1社の格付けを据え置いたと発表した。
引き下げられた投資法人は、ジャパンリアルエステイト投資法人、日本リテールファンド投資法人、日本アコモデーションファンド投資法人、野村不動産レジデンシャル投資法人、フロンティア不動産投資法人、ジャパンエクセレント投資法人、阪急リート投資法人、トップリート投資法人、ユナイテッド・アーバン投資法人、プレミア投資法人、森ヒルズリート投資法人、ジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人、ケネディクス不動産投資法人。
据え置きとなったのは東急リアル・エステート投資法人。
不動産ファンダメンタルズの悪化が当面続くと想定せざるを得ず、投資法人に業績や財務面でストレスがかかることから、今回の格付けに至ったもの。
なおムーディーズは、この14社はREITセクターの中でも信用力が高いと認識、現状、金融機関からの資金調達に懸念があるものはない、としている。