不動産ニュース / イベント・セミナー

2009/4/27

東京のまちづくりに貢献を/東京ビル協が創立70周年記念式典

「一丸となって難局を乗り超えていきましょう」と語る高木会長
「一丸となって難局を乗り超えていきましょう」と語る高木会長
「今後の都市政策では、計画制度のリセットなどが必要」と語る青山教授
「今後の都市政策では、計画制度のリセットなどが必要」と語る青山教授

 (社)東京ビルヂング協会は24日、第40回定時総会および創立70周年記念式典を、日本工業倶楽部会館(東京都千代田区)で開催した。
 
 定時総会では、平成20年度事業報告承認や収支決算報告承認、平成21年度事業計画決定や収支予算決定がされた。同年度事業計画では、(1)土地の有効利用の促進やオフィスビルの安全性・快適性の向上等に資するビル事業関連税制の創設・改善の要望等の政策活動、(2)都市再生施策の動向等の的確な把握および、ビル業界が当面する諸課題についての調査・研究活動、(3)会員の求める情報を提供するなどの教育・研修活動、などが盛り込まれた。

 役員選任では、興和不動産(株)代表取締役社長・名倉三喜男氏が常任理事に、東急不動産(株)取締役常務執行役員・二見英二氏が理事に新任した。

 また、創立70周年記念講演として明治大学大学院教授・青山やすし氏による「東京の将来を展望して」を開催。2016年のオリンピック招致に向けた東京都のまちづくりや、コンパクトシティの可能性などを解説した。

 続いて開催された記念祝賀パーティーで、同会長の高木丈太郎氏は「当協会は、1939年に発足し、現在の会員は321社となった。また、景気の悪化で大変厳しい局面を迎えていることから、この難局を乗り越えるためにも、会員同士の積極的な交流の促進と、ビル事業に対する革新的な取組みが求められていく。70年の歴史のなかで積み上げられた知恵や創意を結集して、世界都市・東京の美しいまちづくりに貢献していきたい」と語った。

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