不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/4/30

「事業再生ADR」活用し再建めざす/コスモスイニシア

 (株)コスモスイニシアは28日、法務省・経済産業省認定の事業再生実務家協会(JATP)に申請していた「事業再生ADR手続利用」が受理されたことから、同手続きによる経営再建を進める。

 同社は、2009年3月期業績が、事業再生損失等の計上で当期純損失約900億円となり、527億円の債務超過となる見通し。そのため、今後の事業再生に向けた強固な収益体質の確立と、財務体質の抜本的な改善を図るため、産業活力再生特別措置法所定の特定認証紛争解決手続(事業再生ADR手続)により事業再生を図り、10年3月期には債務超過を解消する。

 同手続の開始により、全取引金融機関に対し借入金元本返済の一時停止を通知。今後は、JATPの調査・指導・助言を受けながら、上場維持を前提とした再生計画案を策定。7月24日開催予定の債権者会議で、全取引金融機関の合意による成立をめざす。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。