不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/5/8

たな卸資産評価損20億円の計上等により、赤字に/東京建物09年12月期第1四半期決算

 東京建物(株)は8日、2009年12月期第1四半期決算を発表した。

 当期(09年1月1日~3月31日)の連結経営成績は、営業収益780億5,500万円(前年同期370億2,600万円)、営業利益30億4,400万円(同39億6,800万円)、経常利益10億4,400万円(同23億2,000万円)、四半期純利益▲48億700万円(同10億8,400万円)。

 賃貸事業では、前期に竣工した賃貸マンション「アパートメンツ三軒茶屋」(東京都世田谷区)のほか、商業施設、サービスアパートメント等が通期稼働。結果、営業収益135億3,500万円(前年同期比15.9%増)、営業利益47億3,400万円(同▲7.3%)を計上した。

 分譲事業では、分譲マンション「Brillia Mare有明 TOWER&GARDEN」(東京都江東区)のほか、戸建住宅「Brillia Terrace世田谷・喜多見」(東京都世田谷区)などを計上。結果、営業収益545億9,300万円(同247.0%増)となったものの、現在販売中の分譲マンション等において、たな卸資産評価損20億8,100万円を営業原価に計上したことにより、営業損失4億9,400万円(前年同期営業損失1億6,200万円)となった。

 その他事業では、営業収益99億2,600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益6億5,400万円(同▲42.4%)を計上。

 通期は、営業収益2,700億円、営業利益300億円、経常利益200億円、当期純利益80億円を見込んでいる。

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