リゾートソリューション(株)は8日、2009年3月期決算を発表した。
当期(08年4月1日~09年3月31日)の連結業績は、売上高252億8,100万円(前期比▲6.6%)、営業利益10億2,200万円(同▲57.8%)、経常利益11億6,100万円(同▲55.4%)、当期純利益5億5,700万円(同▲56.3%)。
運営事業部門は、運営各事業の会員制度を一新するとともに、ホテル、旅館、R&Sホテルの事業所数が拡大し、集客が順調に増加した結果、売上高177億600万円(前期比3.6%増)、営業利益は9億4,600万円(同▲9.8%)となった。
開発事業部門は、施設の収益性を改善、再生し、資産価値をバリューアップさせた施設を売却することで収益を得るというビジネスモデルでの事業を展開。ゴルフ場の売却による利益を確保し、売上高7億7,300万円(同▲64.1%)、営業利益4億6,600万円(同▲71.9%)に。
福利厚生事業部門は、ライフサポート倶楽部の好調な販売を維持するとともに、これまでの福利厚生制度をさらに進化させた「ベストポイントシステム」の販売を本格化。売上高47億2,700万円(同20.9%増)、営業利益3億8,500万円(同13.1%増)。
リゾート事業部門は、団塊世代を中心としたアクティブシニア層に向けて多様なニーズに対応する商品を開発・販売。また、前期に実施した組織再編に引き続き、マーケットの実態に合わせた要員の再配置を行なうことで業務の効率化を推進した結果、売上高20億7,400万円(同▲46.9%)、営業利益▲800万円(前期:6,900万円)を計上した。
なお、2010年3月期連結業績は、売上高250億円、営業利益14億5,000万円、経常利益14億円、当期純利益6億5,000万円を見込んでいる。