不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/5/12

不動産事業、分譲およびファンド償還・資産入替なしで収益ほぼ横ばい/昭栄09年12月期第1四半期決算

 昭栄(株)は11日、2009年12月期第1四半期決算短信を発表した。

 当期(09年1月1日~3月31日)は、連結売上高40億3,900万円(前年同期39億7,100万円)、営業利益12億2,600万円(同16億2,700万円)、経常利益8億6,000万円(同18億3,600万円)、当期純利益7億8,200万円(同11億8,900万円)となった。

 不動産事業は、分譲およびファンド償還・資産入替はなく、賃貸事業の収益のみとなり、売上高28億6,700万円(前年同期比4.4%増)、営業利益11億1,200万円(同▲6.4%)となった。
 賃貸事業は、テナントニーズに応じたバリューアップの実施や情報収集力の強化を図った結果、同社保有物件の東京オフィスビルの空室率は、3月末時点で0.62%とマーケット水準を大幅に下回る結果となった。これは、同社の保有物件が神田エリアを中心とした、中古の中小ビルが中心であることから、テナントが安定しているため。
 投資については、開発中の「北鎌倉有料老人施設」が2月に、「東横イン平塚駅北口1」が3月に竣工し、投資額で13億円となった。

 通期は、連結売上高155億円、営業利益57億円、経常利益36億円、当期純利益20億円を見込んでいる。

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