不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/5/12

「返信の速さ」などに高い評価/アットホーム、携帯サイト利用者調査

 不動産総合サービスのアットホーム(株)は12日、同社が運営する携帯サイト「部屋探しアットホーム」(http://m.athome.jp/)において実施しているアンケート調査結果を発表した。

 調査期間は2008年10月31日~09年2月26日の約4ヵ月間、調査対象は19~60歳の男女。

 これによると、携帯電話での物件検索にどのくらい時間をかけるか聞いたところ、トップは「30分~1時間未満」で全体の44.9%、次いで「30分未満」が24.8%となった。また、女性は「1時間~2時間未満」が2割、「2時間以上」が1割を超え、男性よりじっくり探す傾向があることがうかがえた。

 物件情報サイトにアクセスする方法については、「携帯キャリアの公式コンテンツ」が全体の66.0%を占め最も多くなったが、「フリーワード検索」も53.1%と半数を超える結果となった。
 また、物件検索後、不動産会社に問い合わせたことのある人に、問合せ方法を聞いたところ、トップは「携帯・PHSのメール」で、全体の過半数を占めた。「不動産会社を直接訪問」した人は2割を超え、「電話」より多いという結果となった。

 さらに、不動産会社への問合せメールに対する返信メールをいつまでにほしいかという問いには、「1日以内」と回答した人が35.7%で最も多く、以下「1時間以内」21.9%、「3時間以内」16.6%と続いている。また「1日以内」までの合計は86.5%にのぼり、返信に時間がかかってしまうと、問い合わせたユーザーを逃してしまうリスクが大きいことがわかった。

 一方、不動産会社にメールで問合せをした後、不動産会社から届いた返信メールで思わず連絡をしたくなるもののトップ3は「部屋探しに役立つ近隣施設の情報付き」「好感が持てる文章」「問い合せた物件以外の物件も紹介」となった。また「返信の速さ」や、女性は「クーポン券付き」の評価も高くなっていることがわかった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。