不動産総合サービスのアットホーム(株)は12日、同社が運営する携帯サイト「部屋探しアットホーム」(http://m.athome.jp/)において実施しているアンケート調査結果を発表した。
調査期間は2008年10月31日~09年2月26日の約4ヵ月間、調査対象は19~60歳の男女。
これによると、携帯電話での物件検索にどのくらい時間をかけるか聞いたところ、トップは「30分~1時間未満」で全体の44.9%、次いで「30分未満」が24.8%となった。また、女性は「1時間~2時間未満」が2割、「2時間以上」が1割を超え、男性よりじっくり探す傾向があることがうかがえた。
物件情報サイトにアクセスする方法については、「携帯キャリアの公式コンテンツ」が全体の66.0%を占め最も多くなったが、「フリーワード検索」も53.1%と半数を超える結果となった。
また、物件検索後、不動産会社に問い合わせたことのある人に、問合せ方法を聞いたところ、トップは「携帯・PHSのメール」で、全体の過半数を占めた。「不動産会社を直接訪問」した人は2割を超え、「電話」より多いという結果となった。
さらに、不動産会社への問合せメールに対する返信メールをいつまでにほしいかという問いには、「1日以内」と回答した人が35.7%で最も多く、以下「1時間以内」21.9%、「3時間以内」16.6%と続いている。また「1日以内」までの合計は86.5%にのぼり、返信に時間がかかってしまうと、問い合わせたユーザーを逃してしまうリスクが大きいことがわかった。
一方、不動産会社にメールで問合せをした後、不動産会社から届いた返信メールで思わず連絡をしたくなるもののトップ3は「部屋探しに役立つ近隣施設の情報付き」「好感が持てる文章」「問い合せた物件以外の物件も紹介」となった。また「返信の速さ」や、女性は「クーポン券付き」の評価も高くなっていることがわかった。