(社)高層住宅管理業協会は22日、第一ホテル東京(東京都港区)で第30回通常総会を開催。2008年度事業報告・収支決算、09年度事業計画案・収支予算案などについて承認・可決した。
総会後の懇親会であいさつに立った同協会理事長の黒住昌昭氏は、「マンションの管理の適正化の推進に関する法律施行規制の一部を改正する省令の公布は、われわれの業界にとって大きなトピック。実施までに研修などを重ね、周知徹底を図っていく。昨年から実行している中期経営計画は、2年目の今年は正念場を迎える。地域との協調に重点を置き、マンション管理にとどまらず“住生活総合サービス業”をめざして、住まい方の提案や情報発信など、コンサル的な要素も強めていきたい。
今年は“水辺を使った防災訓練”や“子どもの安全見守り活動”など、社会貢献事業にも注力している。よりいっそうの努力を重ね、業界の知名度を高めていきたい」などと述べた。
なお、総会終了後の理事会で、副理事長兼専務理事の選任が行なわれ、橋本万里(はしもとまさと)氏が就任した。